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雪だるま

少しずつ春に近づいているこの頃ですが、2月には、久しぶりに東京でも雪が積もりました。

雪が降った夕方に、なんとなくお散歩をしていると、あちらこちらの家の前に雪だるまがありました。

木の枝の手がついたもの、ニンジンのオレンジの鼻のもの、クマみたいに耳があるもの。

みんな、意外に大きくて、60センチから70センチぐらいあって、少し溶けかけて傾いて。。。

子ども達だけでつくったにしては大きいので、親子で作ったのかもしれません。

家の中では「寒かったね」「もっと大きくしたかったのに」なんて話しながら、温かい飲み物を飲んでいるかも。

そんな光景を想像して、胸が温かくなりました。

 

離婚弁護士として日々多くのご相談を受けていますが、どんなご家庭にも、雪だるまを作るような、ささやかで、でも確かに心に残る時間があるはずです。

夫婦関係がうまくいかなくなると、どうしても視野が狭くなり、相手の言動ばかりが気になってしまいます。

でも、雪だるまの前で無邪気に笑う子ども達の姿を思い浮かべると、一番大切なのは何なのか、に自然と立ち返ることができます。

雪だるまと同じように、いろいろなかたちの家庭がありますが、どの家庭でも、子どもの笑顔は、家庭の温度そのものです。

その笑顔を守りたいという思いは、夫婦がどんな状況にあっても、共通して持てる願いなのだと感じます。

 

今、共同親権制度についてさまざまな議論が続いています。

制度の是非や運用の難しさ等、課題が山積みですが、「子どもの笑顔を大切にしたい」という思いを、共有できる夫婦であれば、制度を上手に利用できるのではないかと思います。

 


受験と離婚のタイミング

今、まさに受験シーズンですね。

「離婚を考えているが、受験が終わるまでは動かないほうがいいのか」「別居したいが、子どもの受験に影響が出ないか心配」というご相談を受けることがあります。

離婚はとても大きな決断ですが、受験を控えた子どもがいる場合は、より繊細な配慮が必要になります。

受験生は、ただでさえ不安定になりやすい時期です。

そこに家庭の変化が重なると、集中力が落ちたり、「自分のせいで家がこうなったのでは」と感じてしまう子もいます。

したがって、子どもが夫婦関係に敏感になっていたり、環境の変化に敏感な性格の場合は、受験が終わるまで待つことが、子どもの安心・安定につながることがあります。

 

一方で、子どもは、親の表情や声のトーンにとても敏感です。親が限界まで我慢している状態は、子どもにも伝わります。

離婚そのものよりも、“親の不安定さ”が、最も子どもの気持ちに影響します。

実際に、既に夫婦関係が悪化している場合や、同居生活に多大なストレスを感じている場合は、むしろ早く別居するほうが、子どもが落ち着くことが多いようです。

結局、親が穏やかでいられる選択が、結果的に子どものためになると考えられます。

 

受験と離婚が重なると、「どうするのが正解なのか」「子どもに悪影響が出ないか」と悩むのは当然のことです。

その悩みは、心から子どもを大切に思っている証拠です。

子どものため・・と、我慢することだけが正解ではありません。

ご自身の本当の気持ちに向き合いつつ、経済的な問題や住居の問題なども含め、冷静に整理することが大切だと思います。

 


帰省のかたち

3連休が終わると、いよいよお正月モードも終わりという気がします。

年末年始にお仕事だった方は、これから少しお休みできるのでしょうか。

 

年末年始になると、特に女性から、「実家への帰省」が負担という相談を受けることが少なくありません。

「家族全員で帰るのが当たり前」という風潮の中、義実家での振る舞いや家事に気を遣い、帰宅する頃にはヘトヘト……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

最近、プライベートでもよく話題になるのが、「セパレート帰省」という選択肢です。

これは夫婦がそれぞれ自分の実家へ帰り、自分の親と水入らずで過ごすスタイルのことです。

このスタイルでの帰省が少しずつ増えており、また、肯定的に捉える方が多いようです。

 

一方で、「冷めた夫婦だと思われるかも」と不安に感じる方もいるかもしれません。

また、1年に一度は、夫婦含めて親族みんなが集まることに意味がある、という意見もあると思います。

確かに、義実家への帰省でも、リラックスして楽しめる場合は、わざわざセパレートする必要はないと思います。

 

しかし、義務感から精神的に負担を感じつつ帰省を繰り返すと、気づかないうちにパートナーやそのご家族に対して「窮屈さ」や「不満」が積み重なることがあります。

それがやがて、夫婦の溝を深くするきっかけになることも少なくありません。

 

多少寂しい気持ちがあったとしても、あえて別々に過ごし、それぞれがリフレッシュして笑顔で自宅に戻ることで、心にゆとりを持つことができ、結果として、お互いを思いやる優しさに繋がる場合もあります。

 

もちろん、お子様のことやご両親の気持ちなど、配慮が必要な面もあります。

大切なのは、世間一般の「正解」に合わせるのではなく、「今の私たちにとって、何が一番心地よいか」をパートナーとフランクに話し合える関係性です。

 

共働きが増えていますので、年末年始等のお休みは、夫婦双方にとって、とても貴重な休息期間であるはずです。

貴重なお休みを、夫婦双方が納得できる方法で過ごし、心からリフレッシュすることが、円満な夫婦関係につながるのではないかと思います。

 


サンタクロース

もう、クリスマスですね!

最近、10歳を過ぎてもサンタクロースを信じてる子ども達が、少なくないみたいです。

各家庭の親ががんばっているんだろうなあと、温かい気持ちになります。

 

最近は、サンタにお願いしたはずのプレゼントが、アマゾン等から届いてしまうこともあるし、子ども達の鋭い質問をかわす必要もあるため、各家庭のサンタクロース達も大変ですよね。

知人は、子どもから質問攻めにされ、最終的に「サンタクロースの正体は区役所の職員で、区の全世帯の家の鍵を持っている」と説明したところ、納得してくれたとのことです。

また、こっそりプレゼントをパッキングしてる現場を子どもに目撃され、とっさに「サンタに頼まれたんだよ!」と言い訳したという話もありました。

様々な情報が飛び交う中、サンタクロースを信じ続けるのは難しい気がするのですが、学校等で、サンタクロースの正体を知っている子達は、信じてる子の夢を壊さないように、優しい沈黙を守っていることが多いみたいです。

 

別居している家庭でも、クリスマスプレゼントの話が出ることがあります。

夫婦関係は冷え切っていても、お父さんが、子どものサンタクロースへのお願いを叶えるために、必死になってプレゼント(ちょっとハードルが高いリクエストでした)をゲットして、送り届けてくれた例もあります。

別居中でなかなか会えない子どもに、直接プレゼントを渡したい気持ちを押さえてサンタクロースに撤したお父さん。ちょっと切ないですが、ちゃんと子どもに伝わる時が来ると思います。

 

来年4月から共同親権制度が導入されます。

ご質問を受けることが多いのですが、具体的な運用次第の部分が大きいと思います。

私達弁護士も、子ども達の笑顔につながるような運用がなされるよう取り組んでいきたいと思っています。

 


色々な家族

今は、離婚は全く珍しくありませんし、父母が別居して生活しているご家庭も少なくありません。

これまでは、保育園や学校等で、漠然と、父母と子どもが一緒に住んでいる家庭が前提とされていましたが、これまでの歴史や、実際に父母が同居している家庭が多かったため、仕方がない部分はあったと思います。

ただ最近では、父母の表記を「保護者」「おうちの人」等とする等、一人親やその他の家庭にも配慮された表現が用いられているようですし、先生方も、それぞれ工夫していろいろな形の家族がいるということを説明されているようです。

それでも、「もう精神的に限界なので離婚したいけど、子どもの学校のことを考えると前に進めない」というご相談は少なくありません。

 

私の息子が5才ぐらいの時に、母子家庭のお友達に対して、「〇〇ちゃんちには、どうしてパパがいないの?」と無邪気に尋ねる場面を見てしまい、かなり焦った記憶があります。

ただ、息子は、なんの偏見もなく単に聞いてみただけだと思うのです。

そこで焦った自分に対しても、やはり、なんらかの偏見があるのかなと考えてしまいました。

 

LGBTや、利き手等の問題と同様に、どうしても、メジャーな集団が優先されてしまうということはあると思います。

それでも、保育園や幼稚園、小学校等において、生まれつき左利きの人がいるのと同じような感覚で、早いうちから多様な家族の形があることを前提としたコミュニケーションや授業が行われるほうが、今後の時代にはマッチすると思います。

その結果、個人一人一人の選択肢が増えるといいなと思います。

 


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