解決事例
夫が家を出て住所も知らせないため協議不可能だったが，弁護士の介入により協議離婚を成立させた事例。
女性
40代
子ども：3人以上
担当弁護士：近藤
こだわりの家を建築し，幸せな家庭を築くことができたと感じていたときに，夫の不貞行為が発覚しました。夫は不貞の発覚と同時に家を出ていき，住所を知らせないため離婚の話し合いさえできない状況でした。
ご相談者は離婚を決意したものの，家計などは全て夫任せであり収入も分からない状態。自宅は夫名義でしたが，おそらくそれ以外の資産はほとんどないと思われる状態でした。
最終的に，協議で，ご相談者の希望どおりに住宅を確保したうえで，養育費は子ども１名につき７万（３名で２１万），慰謝料３００万円を支払ってもらう内容で解決しました。
最初はお話する度に涙を流していた依頼者は，解決時には前向きになり，自宅でのピアノ教室に力をいれ，母親を家に迎え入れ，明るい表情で人生を再スタートされていました。
相談内容と弁護士対応
ご相談者としては，離婚を前提に，自宅を確保したうえ，子どもたちに不自由させないだけの養育費を得たいと考えておられました。また，裁判所を通さない形での，協議による解決をご希望されていました。
弁護士は，まず夫に電話し住所を確認して，交渉をスタートしました。