解決事例
モラハラ妻から逃れて別居。現住所を秘匿したうえで調停を申し立て、早期に離婚が成立した事例。
男性
40代
子ども:なし
担当弁護士:近藤
ご相談者は、妻から「汚い」「気持ち悪い」などと暴言を吐かれるなど、数々の精神的虐待を受け続けていました。この状況に耐えかねて別居に踏み切り、別居先の住所も妻には内緒にしていました。できるだけ早期に離婚したいが自分ひとりの力ではどうにもならないということで、当事務所にご相談にお越し頂きました。
妻は、初回調停期日においては明確に離婚を拒否していましたが、2回目の調停で、妻を親権者としご相談者が相当の養育費を支払うこと、離婚後2~3カ月間は妻側の生活保障として金銭を支払うこと、慰謝料と財産分与はお互い請求しないこと、などを内容とする離婚が成立しました。当事務所にお任せ頂いてから離婚成立まで約4カ月というスピード解決ができました。
ご相談者が、早期離婚を最優先したいと腹を決めて、譲歩すべき部分については早期に譲歩するなどして対応したことが最大の成功要因です。離婚手続きが長期化すれば、結果的に長期にわたって婚姻費用を支払わなければならなくなったり、手続の費用が高額になったりすることがあります。本件はご相談者が弁護士の意図を瞬時に理解し、譲歩すべき部分については早期に譲歩して、妻に誠意を示すなどの対応をしたことにより、早期解決につながったのだと思います。<参照:モラハラ妻と離婚したい!>
相談内容と弁護士対応
もともとご相談者としては、妻のお金の使い方が荒く、わがままで意見を譲らないところなど、価値観・性格の不一致を強く感じていました。それに精神的虐待も加わったことから、夫婦関係を修復することなど全く考えられませんでした。
弁護士は、離婚調停を申し立てる一方、ご相談者と方針と戦略について綿密な打ち合わせをした上で、調停外で妻本人と交渉し、早期に離婚条件を詰めていきました。