離婚・慰謝料請求にお困りなら

エトワール法律事務所 慰謝料

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解決事例

既婚と知らずに交際した女性の元配偶者の男性から、内容証明を勤務先に送りつけると脅されたが、最終的に慰謝料0円で解決した事案。

男性

20代

相談前

ご相談者は、女性と交際していましたが、いきなり、女性の元配偶者の弁護士から、ご相談者と女性が不貞行為をしたことが原因となって離婚したとして、慰謝料を請求されました。ご相談者は女性を独身と思いこんでおり、女性との交際が不貞行為に該当するとは追っていませんでした。

一方で、ご相談者は事勤務先と住所が同じであり、また勤務先に女性との交際を知られたら、解雇される可能性がある状況でした。

相手男性は、ご相談者の立場を知った上で、ご相談者に対して、高額な慰謝料を支払わない限り、ご相談者の勤務先に内容証明を送り付けると述べたため、困った男性は、当事務所にご相談にいらっしゃいました。

相談後

弁護士は、相手方弁護士に対して、ご相談者が女性を既婚とは知らなかったことを説明した上で、ご相談者の勤務先に書面はもちろん訴状などを送らないよう伝えましたが、相手弁護士は、これに応じず、故意に訴状をご相談者の勤務先に送り付けようとする態度が見られました。

そこで、弁護士は、男性に対して債務不存在確認訴訟を提起して、ご相談者の勤務先に訴状が届かないよう手を打ちました。裁判において、ほぼ全面勝訴となり慰謝料は0円で解決となりました。

弁護士からのコメント

本件は、ご相談者が女性を既婚と知らずに交際していたことから、本来であれば慰謝料の支払い義務がない状況であったにも関わらず、相手男性から弱みを握られ、300万円もの慰謝料を請求されている状況でした。しかし、かなり早めにご相談いただいたことにより、勤務先に女性との交際を知られることなく、慰謝料ゼロ円で解決となりました。

なお、交際相手が既婚と知らずに交際していた場合でも、状況次第では、独身と信じたことについて過失があると認定され、慰謝料の支払い義務が認められることもありますが、本件については過失もないという裁判所による判断が前提となっていました。

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